ふじみかん農園

思い立ったら何でもやっちゃって収拾つかなくなってる人のブログです

中世の薬屋の娘が事件を次々解決!「薬屋のひとりごと」1巻を読んでみた

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私の悪い癖は我慢が出来ないところ。

流行りのドラマをみないのもそのせい。

続きが気になっちゃうからね、週1とかもうヤキモキしちゃう。

うっかり見ちゃって気に入っちゃうともう居ても立っても居られず

本屋に原作を探しに行くような人です。

 

そんな私がうっかり手を出してしまった漫画「薬屋のひとりごと」

中世の大陸で人攫いに合い、後宮で下級女官として働く事になってしまった薬屋の娘、猫猫(マオマオ)。

ツンツンサバサバ系の女の子で頭も良く、大人しく2年働けば奉公も終わり自由の身になるので、目立たないように真面目にお仕えすることにしていました。

ある日後宮で妙な噂が立ちます。

「帝の世継ぎが次々と亡くなる呪い」について。

超現実的な猫猫(マオマオ)は白けた様子で噂話を聞き、原因の可能性を思いつきます。

うっかり事件に首突っ込むもんだから超美形宦官の壬氏(ジンシ)様に目をつけられてしまい事件に次々と巻き込まれることに。

玉葉(ヨウギョク)妃という貴妃(帝の正妻の一人)の侍女に出世する事になったのですが、

毒見役というお役目も付いてきます。

でも、大丈夫。猫猫(マオマオ)マッドサイエンティストで毒とか大好きだから(笑

壬氏(ジンシ)にちょっかい出されることで数多の女性の嫉妬を被ることになりますが、

冷静な判断と色気より知的好奇心と花街仕込みの皮肉で難なく往なし、

幽霊騒ぎや火事、呪い、いじめや死因などありとあらゆるトリックを淡々と暴いてゆきます。

毒物混入事件の時に毒物といってもいいほど吐ける解毒薬を用意する話は思わずにやけてしまいました。

普段冷静沈着なのに知的好奇心の欲求に抗えないあたりも可愛いです。

 

現在コミックスは3巻まで出ていますが、ちょうど小説版の1巻の内容でした。

小説の方がもう少しストーリーが進みますね。

いつもは余裕ぶっこいてる壬氏(ジンシ)が猫猫(マオマオ)にはポロリと素を出すさまが楽しい限りです。

早くくっつけ。

コミックスにはまだあまり出てきませんが阿多(アードゥオ)妃という淑妃(帝の正妻の一人)のお話が切ないしかっこいいしで好きです。

もっと登場して欲しい。

あっという間に小説の1巻を読み終えてしまいました。

中国読みに慣れていないのと、宮廷の仕組みがよくわかっていなくて、

誰だ!?どっちが位が上なんだ!?とたまになる(笑

前頁捲ればすぐわかるからいいのだけれど、知識があった方が読みやすいかもですね。

現在発行されているのは7巻までらしいので直ぐ追いついてしまいそう。

ライトノベルって読みやすくて困るわ。

小説もコミックスもどんどん出てくれ!!! 

 

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